ボールバン
アップ過ぎてわかりずらかったらごめんなさい。写真はボールバン(ドリルで穴を開ける時に使用する機械)です。品物に穴を開ける時はもちろん、小さいプレス型を作るときにも使用します。絞り屋ならではだと思われますが、絞り用木型のねじ穴を開ける時にも使用します。
アップ過ぎてわかりずらかったらごめんなさい。写真はボールバン(ドリルで穴を開ける時に使用する機械)です。品物に穴を開ける時はもちろん、小さいプレス型を作るときにも使用します。絞り屋ならではだと思われますが、絞り用木型のねじ穴を開ける時にも使用します。
ステンレス5.0tの絞りです。ステンレスは加工効果で硬くなってしまうので「絞り」と「焼き鈍し」繰り返しながら加工していきます。
仕上げに無くてはならない卓上グラインダー。絞った品物を削るときに使用するバイト等の刃物をこのグラインダーで研ぎます。うまく研げないとバイトがすぐにだめになってしまうのでこちらも熟練のいる作業となります。
写真は品物を仕上げるときに使用するバイトです。大きさや形はこの他にもあります。ちなみに一番手前のものは金型等を削るときに使用するバイトチップの古くなったものを使用しての自作です。
ヘラシボリの材料は多くの場合、写真のような状態で入ってきます。いわゆる「シハチ」や「メーターバン」と言われる規格です。これらを品物に合わせて適当な大きさに切り分けてから丸切りをします。
ヘラ絞る前の材料丸切りの動画です。材質は鉄1.2t 丸の大きさはΦ120 です。丸切りはすぐに終わってしまいますので良くご覧ください(笑)
こちらの品物はアルミ材の反射鏡です。ヘラシボリという技術の特徴が良く出るのが反射鏡だと思われます。丸いものが多いこと、金型に押しつけることで反射面の光沢が出しやすいこと等がその理由です。
この品物、元は今野工業にておぼんのように絞った物を得意先で穴開け等の加工をした後、さらに今野工業でカールの加工をしたものです。穴がたくさん開いているので「後加工」は難しくなっています。
今日ご紹介するのは「かわさきマイスター」の工場長の次に今野工業内でベテラン職人さんです。写真の製品は大きいですがカメラカバーになります。この大きさでも繊細な技術が要求されます。
わらってます。
こちらの品物は扇型にレーザーで切り取り、テーパーになるように丸めて溶接し、絞ったものです(絞り部分は写っていません&金属加工の事情を知らない方には呪文のようですね)ぱっと見よりも手のかかるものです。笑って見えますが。