おはようございます。
写真はプレス用金型です。ヘラシボリ用に板材を丸く抜くための物です。製品によって丸の大きさは異なるので、プレス用金型の数も多くなります。
おはようございます。
アルミ1.5tのシボリ品です。折り返す形で工程を別けて絞っています。
おはようございます。アルミのシボリ加工です。
丸切りしてフチを折りセンターに穴を開けてシボリ加工してあります。
この後、NC自動機でお椀状の半球に絞って行きます。
ヘラシボリは通常、まず材料を丸く切る事から始まります。で、四角い材料を丸く切るとこのような形の作業くずになります。尖っていて、とても危険です。
鉄やステンレスの品物を削る仕上げをすると白っぽい金属色で削れますが、金型を削ると手前のような青黒っぽい色のキリコがでます。
アルミ2.0tの絞りです。内外径のリミットがある品物なので板厚を保つため1工程目で材料をねかせます。シボリはじめの部分は薄くなりやすく反対に口元の部分は厚くなりやすいためです。
2工程目では厚みを平均的に保ちながら絞ります。
アルミ2.0tの絞りです。
テーパーの部分は多工程ではなく、ひとヘラで絞って行きます。経験と勘、度胸がものを言います。
材料寸法を見るため、試しに絞っています。これだけの大きさと形状だとちょうど良い大きさの丸を決めるのが”勘”だけでは困難なので暫定的に丸切りした材料で試し絞りをします。今回は少し大きかったようです。
こちらの品物はアルミ材の反射鏡です。ヘラシボリという技術の特徴が良く出るのが反射鏡だと思われます。丸いものが多いこと、金型に押しつけることで反射面の光沢が出しやすいこと等がその理由です。