ステンレス2.0t絞り

おはようございます。
写真はプレス用金型です。ヘラシボリ用に板材を丸く抜くための物です。製品によって丸の大きさは異なるので、プレス用金型の数も多くなります。
ステンレス材は加工硬化で硬くなりやすいため、焼き鈍しをしながら加工を続ける事が多いです。この場合は電気窯で焼き鈍しをしています。熱そうに見えますが、実際とても熱いです。
ヘラシボリは通常、まず材料を丸く切る事から始まります。で、四角い材料を丸く切るとこのような形の作業くずになります。尖っていて、とても危険です。
鉄やステンレスの品物を削る仕上げをすると白っぽい金属色で削れますが、金型を削ると手前のような青黒っぽい色のキリコがでます。